Tournament トーナメントレポート - ヒロシコジマ・ドットコム プロアングラー小島宏がアメリカから100%自作運営する公式サイト。アメリカのバス釣り、バスボート、アメリカンルアー、プロトーナメント情報などを発信

hiroshikojima.com hiroshikojima.com hiroshikojima.com hiroshikojima.com
Advertisements

メニュー



ケータイ・スマホQR

QRコード
スマホ専用ページへ

Advertisements

 

Tournament トーナメントレポート


2011年1月EverStartオキチョビー Part2 (思い出編) 2013/2/27(水)

2011年1月、エバースタート・サウスイーストの開幕戦だったオキチョビー湖の試合を振り返る、過去ログ的な「思い出編」。

これはPart2の記事になります。

Part1をまだご覧になってない方は「Tournament」のメニューを参照後、まずはPart1をご覧いただいてからこちらへ戻ってきていただくと、よりいっそうお楽しみいただけるかと思います。

今回のPart2は、いよいよ初日のスタートというところから始まりです。


「トーナメントスタート直後の様子」
中盤辺りに私のボートが出てきます

さぁいよいよトーナメントの開始です。初日のスタート前というのは参加選手全員が同じスタートラインにいる状態ですから、これから数時間後に出る結果に向かって平等にチャンスがあります。
優勝候補の有力選手でも、スタート直後にボートが壊れれば優勝を逃すかもしれない。プラクティスで1匹も釣れなかった選手がビッグウエイトを釣る可能性だってゼロではない。つまりこのタイミングでは全員に同じチャンスが用意されているわけで、夢があります。私はこの瞬間が、バストーナメントで最も好きです。

特にシリーズ戦の開幕戦というのは年間ランキングのポイントも全員がゼロからの平等スタートとなりますから、正真正銘の同じ位置からのスタートラインということ。つまり開幕戦の初日スタートだけが、唯一のフレッシュ・スタートというわけ。
これが後半戦になってくると、上位と下位の入れ替わりが難しくなってきてある程度先の運命が見えてきてしまうので、そういう意味では上位陣を除く大半の選手にとっては、後半戦にはあまり「夢」がありませんね。
……では、行って来ます!!

で、大きく時間は経過して初日のトーナメントタイムが終わり、帰ってきたところです。
まずはパートナー(コ・アングラー)の釣果。こんな感じでキーパーサイズをきっちり5匹。手堅く確実に…というスタイルの慣れた方でした。

次に私の魚です。ジャジャーン!なんと6ポンドオーバーを2匹も!

このほかにもこんな感じのナイスサイズで合計5匹のリミットをそろえ…

5匹の合計ウエイトは19ポンド8オンス!ボーター164人中、初日25位からの好スタートとなりました!


Advertisements



ところで朝のスタート時にいた、このおじいさんを忘れてはいけません。
日の出前からスタート地点のすぐ横でスタンバイしていたこのおじいさん、いっしょに来てくれたおばぁさんがミニバンの助手席で退屈そうに待っている間、夢中で双眼鏡を使いスタート後にかっ飛んで行くバスボートを見ていました。
こう見えて、じつは筋金入りのトーナメンターだったりするのがアメリカです。
そして、近々新艇のバスボートを買い替え予定のため、各機種の走りをチェックして購入の参考にするために、こうやって朝早くからスタンバイしていたのかもしれません。
本場アメリカでは、けっこう平均年齢の高い趣味ですからね。
おじいさんの必死な気持ちが伝わってきて、いかにもアメリカのバストーナメントらしいワンショットです!

2日目が終わり、帰って来ました。ボート・チェックインを行い、時間内に帰ってきた事を公式記録してもらう直前の瞬間です。
初日に引き続きこの日も風が強く、ボートのコントロールがたいへんでしたが、この頃から導入したパワーポールに助けられました。
湖底にぐっさりと突き刺してボートを完全に固定できるため、強風でもボートが流されて動いたりしない。
より軽量のリグでも正確なアプローチでキャストできるし、細かいルアー操作も今までより精度が上がり、わかりにくい小さなバイトも判断しやすい…とホント良い事尽くめです。

2日目はこれが最大サイズ。5匹のリミットは揃えることができて上出来ですが、一番小さいキーパーを入れ替えることができなかったのが、すこし気がかり…。

2日目のウエイトは16ポンド3オンス。2日間の合計ウエイトが35ポンド11オンスとなりました。

3日目のトーナメントには、2日目までの上位10名だけが進出でき、TOP10のみで行われるのです。
しかしながら、私の2日間のウエイトでの順位は12位…。

惜しい…TOP10カットまで、あと1ポンド5オンス足りない…。
やはり、2日目に持ち帰った5匹のうち最も小さいサイズのキーパーを入れ替えなきゃいけないような「気」がしていたのは、正しい予感でした…。

長年トーナメントをやっているので、そういう勘も冴えています(苦笑)。

試合中のミスでも「あ、このミスがきっかけで、後に大きく後悔するだろうな」とか。そういう勘はすごく冴えていて、我ながら呆れることも。もっとポジティブな向きで逆の「勘」が常に冴えていてくれたら、いつも楽できて良いのに。世の中、そう甘くないですね。

まぁ、結局は小さいキーパーを入れ替えたくても入れ替えする余力が無かったわけですから、この試合での私の「仕事の評価」は12番目だったということです。私よりも優秀な仕事をした人が上に11人いたのです。順位という数字に結果が出る、それがトーナメントですから。素直に受け入れるしかないのです。

このときのことを思い出すと、TOP10に残るという滅多にないチャンスを逃して、とても悔しい試合でした。

でも、前向きに考えるならば、これまでエバースタートをやってきて12位というのは最高の順位でもありました。
それに、日本人にとって最も難関だと言われるフロリダバスを相手に、それもフロリダの釣り場の最高峰、オキチョビーでこの順位は、ちょっと誇りに思っても良いかな、と考えることにします。

しかし、良いことの後には必ず悪いことが訪れるのが人生です。

この試合の帰り道、アラバマ州まで戻ったタイミングで突発的なスノーストームに遭遇。
歴史的にも珍しいレベルの大吹雪によりハイウェイは瞬く間に地獄と化し、私のトラックとボートは高速道路上で180度スピンして回転した後にコンクリート壁へ激突してクラッシュ、ようやく止まる…という大事故を起こしました。

他に誰も巻き込まず自損事故だったこと、搭乗者に怪我は一切無かったことが唯一の慰め…。あ、あとちゃんとケチらずに自損対応の保険に入っていたのも不幸中の幸いでした。

破損状況を見に来た保険会社の人も「こんな大雪がアラバマで降ったのは1980年代に一度あった以来、記憶に無いよ」と言っていました…。

人生の中でも代表的な良いことと悪いことが週代わりで訪れ、いろんな意味で忘れられない思い出となった、2011年エバースタートのオキチョビーでのトーナメント。

きっと一生忘れることは無いでしょう…。

以上、「思い出シリーズ」、2011オキチョビーの巻でした。(Part1、Part2、これにて終わり)

はてなブックマークに追加

Advertisements

HiroshiKojima.com consists of Japanese language only.
Copyright ©2003- HiroshiKojima All Rights Reserved.
No articles, images or logos contained within this site may be used without the expressed written permission of Hiroshi Kojima.
小島宏が発行した許可書を有する場合を除き、このサイトに掲載している記事・画像・ロゴの無断使用は堅く禁じます。