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Log Book 雑記


バスアングラー理想の最終章 2015/12/31(木)

添付画像 人間誰もが100%逃れられない運命、それは一生を終えることです。
人生の最終章においてバスアングラーにとって理想ともいえるすばらしいアイデアを実行した人がいます。
アラバマ州に住むユージーン・スパークスさんの息子スティーブさんは、ユージーンさんが息を引き取る一週間前に「もしものときは…」という会話をお父さんご本人と交わす機会があったそうです。
そのときに葬儀の後に教会から墓地まで棺を運ぶ具体的な話になり、熱狂的なバスアングラーとして人生を過ごしたユージーンさんに「ある提案」をしてみたそうです。
その提案とは、ユージーンさんにとって最も幸せな時間をすごしてきた最愛の場所「バスボートのデッキ上」に棺を載せて運ぶというアイデアです。ご本人は、息子さんの提案ということもあり「うん、いいな、それで頼む」と同意されたそうです。
その一週間後、ユージーンさんは息を引き取りました。癌と闘病生活をされた末の出来事でした。
「亡くなる直前に本人と葬式の計画をするなんて、ちょっと変な感じだったんだけど、本人の意思だったからね!」とスティーブさん。教会でのお葬式が済んだ後、棺を墓地まで運ぶ4マイルの移動に”霊柩車”代わりにトレーラーに乗ったバスボートを牽引して走行しました。
デッキ上には棺に入った故ユージーンさん、そして息子のスティーブさんとお2人の息子さん(ユージーンさんからするとお孫さん)がバスボートのシートに座った状態で墓地へ移動したそうです(写真参照)。
これが日本とか、たとえアメリカでもバスフィッシングが余りメジャーでない地域ですと「なにをしているの?」と周囲の人はクエスチョンマークだらけで意味がわからないのでしょうが、そこは世界のバスフィッシング中心地の一つである南部アラバマ。墓地までの道中、すれ違う車の人々は温かい声援と共に皆が手を振って見送ってくれたそうです。
「亡くなったおやじ本人もユーモア好きな人だったし」と謙遜されるスティーブさんですが、これをニュースで知った全米のバスフィッシングファンからは「感動した」と絶賛の声が。私も、ユーモアとかそんな域を超えて、亡くなったユージーンさんにとってすばらしい最後の贈り物となったのではないかと思います。
そして、スティーブさんやお孫さんの男の子たちへと代々このスピリットは引き継がれていく。バスフィッシングの「歴史」はこうやってバスアングラー自身によって引き継がれていくということに、同じバスアングラーとして誇りに思えると同時に、心温まるお話でした。

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