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Log Book 雑記


キャットフィッシュの専業ガイド 2014/6/20(金)

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写真:私の地元で営業しておられる、専業のキャットフィッシュ・ガイド。この日は、お客さんは乗っておらず、下見のための釣行だったようです。いわゆる「プラ」ですな。
フィッシングガイド。私の友人も琵琶湖でガイド業をやっている人が多いので、身近に感じる職業です。

ところで、面積の広い湖が数多くあるアメリカの内水面にも、たくさんの方々がガイド業を営んでおられます。

私の住んでいるアラバマ北部は、海が遠いので釣りと言えば淡水です。
ここから350マイル(約560km)南へ下ると、同じアラバマ州でも海があり(メキシコ湾)、漁業はもちろんゲームフィッシングとしての海釣りも盛んなので、そこまで行けば海釣りのガイドも居ますが…。
同じ州内だけど南北だけの移動でもけっこうな距離なので、ここ(アラバマ北部)に住んでいると、海というものが全く身近に感じられないというのが正直な感想です。半径500km以内に海が一切無いんですよ、と言えばピンときますか?

海が近い、遠い、地理的な差も多少あるものの、そもそも魚を好んで食べる人が国民全体の中でものすごく少ない割合しか居ないアメリカ人ですので、海水ではかろうじて成り立ってはいるものの、淡水では漁業というものがあまり盛んではありません。
したがって、淡水の魚を釣って金儲けする=フィッシングガイドかプロトーナメントの賞金稼ぎぐらいしか選択肢が無いんですね。
アメリカの淡水を代表する食用魚であるキャットフィッシュやクローフィッシュ(ザリガニ)なんかは、ほとんどが専用所有の池を使った養殖業として確立されていますしね。

おっと、前置きが長すぎただけでなく話がどんどん横道に逸れていってしまいました。
写真は、キャットフィッシュのガイドさんです。
日本で淡水ゲームフィッシュ相手のガイド業と言えばもうほとんどがバス釣りだと思います。場所によってはトラウト系のガイドもあるのかな?とにかく、ボート釣りの淡水魚と言えばそのあたりかと思います。
もちろん、アメリカの淡水ガイドもバスフィッシングのガイド業が盛んですが、バスだけではなく、他の対象魚を専門とするガイドさんが多く居るのが特徴です。
そうです、「専門」です。
バス釣りのガイドが、気まぐれで時々ほかもやるというのではなく、キャットフィッシュならキャットフィッシュ専門のガイド業が成り立つほど釣りとしてのシステムが確立されていて、釣らせてほしいと金を払うお客さんがどんどんやってくるから、「専業」が成り立つわけです。
他にも、釣り場にもよりますがクラッピーのガイドも居ますし、ホワイトバス・ストライパーのガイドも居ます。

ここがアメリカの内陸部にある大きな湖の驚くべきところで、バス以外のゲームフィッシュでもそれぞれトーナメントやガイド業が成り立ってしまうぐらい、資源が豊かです。
あたりまえのことなんですが、やはり魚釣りは釣れないとおもしろくありません。

魚がつれなくても、道具に凝ったりコレクションしたり、それも釣りの楽しさの一つだ!という声も聞こえてきそうですが…少なくとも私の住んでいるアメリカ内陸部の田舎では、そんな暇があったら釣りに行ったほうが何倍も楽しいと考えている人しか居ないようです。

逆に、同じアメリカでも西海岸(たとえばカリフォルニアとか)、東海岸(たとえばニューヨークとか)の海沿いにすむ都会人には、コレクションを生きがいとする陸生釣り人?も大勢居るようですが、私の考えでは、そういう人たちは近所に豊かな淡水の釣り場が無いから、そういう趣向に方向転換していっただけのような気がします。

この道具がああだ、こうだ、とウンチクを垂れたり、使いもしない高価な道具に無駄使いする金があったら、そんなことする前にボートのガソリンタンクを満タンにして湖上に浮かんだほうが、さっさと楽しめると考える私は、単純な田舎モンなんでしょうか。

それができるできないの分かれ道は、豊かな釣り場があるか無いかに委ねられています。

キャットフィッシュの専業ガイドが夕方のボートランプで忙しくトレーラーにボートを乗せている様子を見て、そんなことを考えました。
客は乗せておらず、釣竿も大量に積んでいなかったところを見ると、プラクティス(下見)で後日のガイド日に向けて準備をしに出て行った帰りなのでしょう。

こんな日常がまったりと流れているアメリカ南部の釣り場の素晴らしさも、すべては公的なゲームフィッシュ資源管理の努力の結果です。
釣りは国民が勝手にやっとる遊びで、国は知らん顔、という日本と違い、アメリカでは釣りは国や州が正式に管理する市民へのサービスです。

そのあたりの愕然とする日米の違いは、また機会があればゆっくりと書きたいと思います。

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