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Fishing アメリカのバス釣り


ボートのリアデッキ最後部にロッドを整列 BacRac 2019/2/21(木)

過去にトーナメントで組んだノンボーターのパートナー(コ・アングラー)が持ってきたアイテムで「おおっ!これは良いネ!」だった「Bac Rac」の写真が出てきたので掲載し、ちょっと解説します。

バスボートの後部デッキからのみ釣りをすることがルールで制限されているコ・アングラーにとって、ロッドを複数本持ち込んでいながら、釣りの最中に頻繁にロッドを持ち変えるのは意外と骨の折れる作業だったりします。

ボーター(フロントデッキからのみ釣りをする)にとっては、自分のロッドは釣りをしているときと同じ足場であるフロントデッキ上に並べて置いておくわけですから、別のロッドに持ち替えたいと思っても、さっとしゃがんでロッドを置き、別のロッドをピックアップすればよいだけですから簡単なこと。

ところがコ・アングラーがロッドを持ち込んで置いておく場所というのは、釣りをする時に立つ後部デッキではなく、走行する際に座るシート左横のスペースあたりにグシャっとまとめて複数本を置くのが恒例。…というかここ以外にバスボートでガンガン高速走行をしてもロッドが飛んでいかないような安全な置き場が他に無いから、半ば強制的にここに置くしか選択肢がないというのが現実。

このロッド置き場とリアデッキの間には走行用座席の「背もたれ」という障壁があるため、ロッドをとりに行くにはまず「よっこらしょ」と背もたれをまたいで乗り越えるアクションが避けられない。
具体的には、取りに行ってロッドを交換したらバックデッキに戻るためにもう一回「帰りのよっこらしょ」が必要になるから、一回のロッドチェンジに対し2回の「よっこらしょ」が必須となる。
これを頻繁に行っていると「もう…ロッド持ち替えるのめんどくさいから、ずっとチャターベイトだけ投げとこう」とか、「センコーだけあればいいや」みたいな、なんというか人生投げやり?みたいな行動になってしまいがち。
で、その妥協が結果として「あと1匹のキーパーが釣れていたら賞金圏にギリギリ届いてた」的な残念な終わりかたをして試合後に悔しがる……そんなコ・アングラーを今まで何人も見てきました。

そんなリアデッキで釣りをするノンボーター/コアングラーのロッド交換時間と労力を大幅に削減する画期的なアイテムを、とあるトーナメントで組んだコアングラーのAさん(仮称)が初めて私のボートに持ち込んだ。
試合開始前に、ボートに乗るなり
Aさん「後ろのハッチを開けたいんだけど構わないかな」
私「え?(なんでそんなことすんの?と思いながらも)別にいいですよ、ご自由にどうぞ。」
カチャカチャ……(Aさんがバッグから取り出したBacRacをすばやくハッチの左右に差し込む)
私「おおーーー!それ、何ですか?!良いですね!」
Aさん「これだとロッドの置き場が邪魔にならないし、釣りをしているときにすぐに手が届くし、なによりしっかり固定できるから飛んでいったりもしない。バスボートのリアデッキ最後部って、意外と思っているよりも衝撃が少ないんだよ。乗っている人間よりも、ここに置いたロッドのほうが良い乗り心地なんじゃないかな(笑)」

バスボートのリアデッキ上にロッドをがっちり固定できるBacRac
バスボートのリアデッキ上にロッドをがっちり固定できるBacRac


左右対称で好きな方向にロッドを置けるのも利点
左右対称で好きな方向にロッドを置けるのも利点


左右対称で好きな方向にロッドを置けるのも利点
左右対称で好きな方向にロッドを置けるのも利点


このBac Racはバスボートのリアデッキにある、バッテリーやオイルタンク、ビルジポンプなどの床下にアクセスするための最大サイズのハッチをうまく利用したアイテムです。

ハッチを一度開けて左右両端に挟み込むかたちで固定します。

BacRac1
BacRac

BacRac2
BacRac

ハッチを閉めているあいだはBac Racはがっちり固定され、取り外したいときはハッチを開けるだけですぐ外れます。まぁトーナメントが終わって帰着するまで、よほどのメカニカルトラブルでもないかぎりここのリアデッキハッチは開けることがありませんので、トーナメント中安定して固定するという意味で、考えた人はすばらしい着眼点です。

ちなみにAさん(仮称)にBacRacを初めて見せて頂いたのは、トーナメントシーズンの年度末にあった秋のチャンピオンシップ当日でした。
チャンピオシップの試合というのは、基本的にはエントリーフィーが無料で(レギュラー戦の他の人たちのエントリーフィーから積み立て)、レギュラー戦の年間ランキングが上位30位までとか45位までとかいう具合に、成績の良かった人だけが招待されるトーナメント。
だから、ボーター、ノンボーターを問わずここまで残って勝ち進んでくる人たちには、何かしらの「強さの秘密」が見え隠れしています。
私は、チャンピオンシップに自分が出ることも「目標を達成する」という意味では大好きですが、実は密かに他の勝ち進んでくるアングラーたちを観察するのも大好きなんですわ(笑)。「あ、だからこの人強いんやな」を見つけるのが実はけっこう楽しい。

BacRacを教えてくれた、コアングラーAさん(仮称)
BacRacを教えてくれた、コアングラーAさん(仮称)

Aさんは、このBacRacを使ってロッドの交換に費やす無駄な時間を排除していただけではなく、所有のタックルケースなども非常に整然とシステム化されていて、一目見るだけで「この人はそのへんの釣り好きおっさんとは一線を画してるな」と感じました。

実際にトーナメント中も、まったく無駄の無い効率的な釣りを実行できるとても優秀なコアングラーであったことを最後に付け加えておきます。

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