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Fishing アメリカのバス釣り


ベイトフィッシュが寄ってくる!秘密兵器 2013/7/16(火)

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水中スピーカーから群れる魚の音を放送?してバスをその気にさせる例のサウンドプレーヤーではありませんよ。

もっと原始的というか、シンプルな方法です。
バスを直接刺激して「その気にさせる」のではなく、あくまでもベイトフィッシュにご機嫌を良くなってもらい、群れるベイトフィッシュの乱舞を見たバスが「美味しそうなベイトフィッシュ…」とワラワラ寄ってくるというコンセプト。
2ステップ、3ステップ先を見越した、なんとも遠まわしな方法が気がかりではありますが…。
バスホッグという名前の、ベイトフィッシュ集魚用ベイト。つまり撒きエサですわ。

ご存知のように、トーナメントではバスを釣るときに生エサを使うのはルール違反です。そう言えば昔、悪意のもとで、こっそり生餌を使っていたのを見つかって、追放された人が居ましたっけなぁ…。

でも、バスを狙うのにはルアーを使うけど、ベイトフィッシュのみを餌付けするのはルール違反ではないわけです。もちろんそれが試合中だと、ベイトフィッシュ用のエサかバス用のエサかを第三者が明確にジャッジするのは難しい面もありますが、「ベイトフィッシュを寄せることのみを目的として」試合中には一切使わずとも、試合よりももっと前の日に「事前に」仕込んでおくのであれば、ルール上は何ら問題ありませんよね。

つまり、予め決めておいた目的の「マイ・スポット」にエサを撒いて準備しておき、試合当日にベイトフィッシュの群れが集まってきた状態をアレンジするための、いわば試合準備用の撒き餌です。

ベイトフィッシュの群れるところには、それを食おうと腹を空かしたバスが集まってくるだろうと。
食う気があるバスだから、ルアーへも反応が良いはずだと。
なるほど。これはアメリカ人らしい合理的な発想ですな!

……あくまで私個人的な意見を言わせていただくと、成立には2つの難関が待ち受けている気もします。

1、広大な湖の中で、果たしてベイトフィッシュたちは水中に大量に存在するであろう他のエサと比較して、わざわざこの場所に長時間留まりながらも食い続けようと決心するほどに、このエサはそんなに特別にオイシイのか?

2、仮にステップ1を予定通りクリアして、ベイトの群れをアングラーが希望するポジションにキープさせることができたとしよう。問題は、そのベイトの群れの周りに「必ず」バスがワラワラと群がってくるのか?だとすれば、どれぐらいの時間そこに留まるのか?

この2ステップを見事に両方ともクリアしなければならないというところが、なんともリスキーで、一見、事前に撒きエサを仕込んで確実にベイトフィッシュを操作するような印象を受けがちだが、よ〜く考えるとかなり少ない確立での「一か八か」に賭けるというウルトラ級ギャンブルのようでもあります。

そこまでの仕込みに注ぐ時間と労力、そして試合中に「ホンマにそこにバスが寄っているのか?」の少ない確立に頼るというギャンブルをするリスクを取るのなら、それこそ1日中ドシャローをフリップして少ない確立のビッグフィッシュ狙いをやってみるとか、他の選手が来ないような長距離走行を行って広いエリアを短い時間だけど貸切で釣るとか…もっと他の戦略があるだろうに。と思うのは私だけ?

このBassHawgを発案し販売しているオジサンです
このBassHawgを発案し販売しているオジサンです
でもね、これをメインの戦略として考えるのではなく、あくまでも補佐的な役割として準備すると言うのであれば、解る気はします。
トーナメントを長年やっていると、予め考えていたプランが試合当日の急激な状況変化によって作戦変更を余儀なくされる場面に、必ず出くわします。そんなときに、予備の作戦…いわゆるプランBを準備しているかどうか。さらにプランCまで準備していれば、あわてずに落ち着いて行動できるわけです。
そういったトータルなメンタルマネジメントの一環として、あくまでも「保険」的な意味で準備をしておくという考え方であれば、まぁ、有りかな?とも思いますけど…でもやっぱり、めんどくさくねぇ?これ。

本題から話が少し外れますが、プロトーナメントで生餌を使って、見つかっちゃいました…っていう例の人も、なんというかあまりにもストレート反則すぎて「どうせなら、もうちょっと賢く考えろよ…」と当時その話を耳にした時は心の底から呆れました。
このバスホッグを知っていたら、レギュレーションに反則することなく、今も楽しくトーナメントをできていたかもしれないのにね…。
まぁどんなスポーツでも、違反してやろうと悪意のもとで故意にやるのと、違反にならないように知恵を絞ってルールの裏をかくのは、根本的に対極に位置する発想ですけどね。
トーナメントが競技ごとである限り、スポーツマンシップに則ってルールを守るというのは最低限の責任です。
一般社会で法律を遵守したり、倫理的に許されない行動はガマンするというのと、同じこと。
活きエサ違反のみならず、活きバスをこっそり隠していたのがバレた人とか、魚の胃袋にオモリを埋め込んでいた人など、日米を問わず過去に何人ものルール違反者が現われては消え、を繰り返してきたのもバストーナメントの悲しい一面であります。
普段はちゃんとした社会人として世間のルールに従っているくせに、バストーナメントの世界の中でのみ、そういうルール違反をする人を見ると、私にとっては、今まで生きてきた人生の中でこの世で最も高い位置にある文化でもある「バストーナメント」の存在自体を軽蔑されたような気がして、ホント吐き気がします。

雑誌にも登場したことは無いだろうし、ルアーメーカーと契約もしていないかもしれない、仮に名前を聞いても全く記憶に無いような人であったとしても、ちゃんと知恵を絞ってルールに従った方法を考えたこのパッケージのおじさんのほうが何百倍も素敵に見えるのは、私だけでしょうか。

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