DIY 自作と修理 - ヒロシコジマ・ドットコム プロアングラー小島宏がアメリカから100%自作運営する公式サイト。アメリカのバス釣り、バスボート、アメリカンルアー、プロトーナメント情報などを発信

hiroshikojima.com hiroshikojima.com hiroshikojima.com hiroshikojima.com
Advertisements

メニュー



ケータイ・スマホQR

QRコード
スマホ専用ページへ

Advertisements

 

DIY 自作と修理


トレーラブル(牽引可)船外機スタンドの自作 2014/10/27(月)

以前からエンジン(船外機)を修理やメンテナンスで取り外すたびに、一時的にしっかり保管できるエンジンスタンドが欲しいなぁと思っていました。
修理の間ずっとクレーンでぶら下げたままというのも危なっかしいし、作業もやりにくいですしね。

Basserの連載でも掲載済みですが、ボートのトランサムの寿命が訪れたことで本格的に長い間エンジンを取り外した状態を続けなければならないことになりました。
このマーキュリーEFI200はリビルド後にまだ少ししか回していないので絶好調。アメリカだと、ソコソコ高く売れます。
ボートを修理するにしても、修理せずに新たな船体を見つけて同じエンジンを載せかえるにしても、もしくは同じエンジンを使わないことになったとしても、どうなるにしても、しばらくの間ボートから取り外した船外機を立てかけて保管しておくエンジンスタンドが必要です。

…で、作りました。自分で。

小島宏が自分で考えて設計・自作したエンジンスタンドです
小島宏が自分で考えて設計・自作したエンジンスタンドです


どうせ作るのなら「こういうエンジンスタンドがあればいいのになぁ」という理想の姿を具現化しました。
市販のものや、プロの修理屋さんのガレージにあるものは、私の求める要素が備わっていないため、一般的な市販品を「買う」という選択肢は最初からありませんでした。

具体的にどこの部分がもっとも「自分スペシャル設計」なのかというと、車輪をつけてピックアップトラックのヒッチメンバー(ヒッチボール)に接続して、トレーラーのように牽引して自由に場所移動ができるエンジンスタンドにしたかったのです。
エンジンを保管する場所がボートからエンジンをとり外したすぐ横であれば市販品のエンジンスタンドでも問題ありませんが、私の場合は少し離れた場所にエンジンを保管したかった。しかも、200馬力の船外機はさすがに人力では押して動かせません。
フォークリフトとかがあれば自由に動かせるのでしょうけど、もちろんリフトなんて持っていないし、だからといって動かすたびにいちいち重機レンタルで借りていたら費用だってバカになりません。

「エンジンスタンドが自走可能になればいいんや。」
…という、アホな思い付きを具現化してみました(笑)

まずはエンジンスタンドの基本的な骨格となるパーツをカット。幅1.5インチ、厚み1/8インチの四角柱鉄パイプを使用。

もうかなり慣れてきた溶接で製作開始。バス釣りはプロの腕前ですが、溶接はまだまだアマチュアレベルです(笑)

ひとまずメインフレームが完成。ここまでだけでも、実は数日使ってます(笑)

次に、サブフレームとなる取り外し式の接続部を作成。レシーバーに穴を開けて…

このように、ヒッチメンバー規格の取り外し可能なピンで固定できるようにします。

レシーバーを、ここに溶接で固定する。角度の設定が難しく、何度も全体のバランスを見ながら採寸しては考え直す。失敗すると溶接の切削やらでめんどくさいし仕上げがキタナくなるので、計画は入念に。

がっちり溶接しました。もう、取れません…
仮付けして角度を確認したら、バッチリで一安心。

次に、塗装の準備のために全体をワイヤーブラシの回転工具で表面処理します。メンドクサイですが、後に塗装が剥げてみっともない姿になるのもシャクに触るので(笑)、ここは手を抜かず念入りに。

下地のサーフェイサーを吹きます。ここからの塗装工程は、ハンドメイドでプラグを作るのと同じような手順ですな…。

…途中の塗装工程省略……最終トップコート、ウレタンクリアーを吹いて乾燥した状態です。塗装は、それぞれの塗り重ねの間に乾燥を待つための時間が必要であるのと、安定した天気が続くことも必要。意外とまとまった時間が必要です。

…とまぁ、ここまでならボート修理屋さんなどにフツーに置いてありそうな、ごくありふれたエンジンスタンドなワケですが…。

文頭でも申し上げましたとおり、こいつをトレーラー化して引っ張ってやろうという目論見です。

どういうふうにしてトレーラー化するのかは、以下をご覧ください。


Advertisements



どう見てもエンジンスタンドとは無縁としか思えないパーツ群。これを全て使って「小島式トレーラー化」します。

ヒッチメンバーとエンジンスタンドを接合するための、サブフレーム部。ボートトレーラーのフロント部のミニチュア版みたいに組み立てます。

エンジンスタンドの最後部にあらかじめ溶接しておいたネジを、車軸スピンドルのように利用します。ベアリング入りの農機具用タイヤをナットで固定。

サブフレームをエンジンスタンドのレシーバーに差し込むと…

エンジンスタンドが、トレーラーに変身だ?!
これ、私が100%自分で考えました!如何でしょうか。

いつもの2トンクレーン(オレンジ色)でエンジンを吊り上げます。

作ったエンジンスタンドに、エンジンを固定できました。

ピックアップトラックで、牽引を開始します…。ドキドキ。

倒れると取り返しのつかない事になるので、慎重に、超スローで移動します。…うまく行った。

無事に目的地である家の裏口に移動できました。車輪やサブフレームを外して、保管モードでこのようにフツーのエンジンスタンドに戻りました。

保管モードの姿を見ただけだと、まさかこれに車輪が付いて牽引走行可能だとは誰も思うまい(笑)。

それでも油断は禁物、盗難予防のために超ブっといワイヤーケーブルと頑丈な鍵を買ってきて取り付けました。

さぁこの後、私のエンジンはいったいどれぐらい長い間ここでたたずむ運命になるのか…
この時点では、とりあえず予定は未定の状況。

保管が長期化した場合も考え、腐食防止のために塗装などをしっかりと行ったわけですが…。
なんというか、「塗装なんてテキトーでもよかったなぁ」と後で笑い飛ばせるような結末となれば、良いのですが…。

はてなブックマークに追加

Advertisements

HiroshiKojima.com consists of Japanese language only.
Copyright ©2003- HiroshiKojima All Rights Reserved.
No articles, images or logos contained within this site may be used without the expressed written permission of Hiroshi Kojima.
小島宏が発行した許可書を有する場合を除き、このサイトに掲載している記事・画像・ロゴの無断使用は堅く禁じます。