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DIY 自作と修理


ガソリン給油口のホース、点検したことありますか? 2013/3/1(金)

ガソリン給油口のホース、点検したことありますか?もちろんボートの話ですよ。

バスボートではなく、クランプ止め式の小型船外機をカートップサイズの小型ボートや和船などに装着する場合は、携行缶ガソリンタンクから船外機へのガソリンホースは目視できる位置にあるので、劣化やヒビ割れによるガソリン漏れが生じても気づきやすい。

大型のバスボートの場合でも、トランサム横のアクセスホールから船外機へと続く、外部に露出された場所にあるガソリンホースであれば、もし仮にガソリン漏れを起こしていても、釣りをしているときなどに風に乗って流れてくるニオイなどで、発見するチャンスは多いだろう。

ところが意外と盲点となるのが、完全に船体内部に隠れて見えない部分にある、給油口からガソリンタンクへと流れていくルートのガソリンホースである。
ここのホースは、「点検するぜ!」と意識して取り掛からないことには、自然と視界に入ってくることはまず無い。そのわりには、ガソリンを給油するたびに大量の(給油した量と同じ)ガソリンがジャージャー流れていく重要な部分である。
船外機へ直接差し込まれている細いガソリンホースだけが劣化して交換が必要で、こちらの船体内の太いホースは特別な素材でできていて一生一度も交換する必要が無い……なんていう都合の良い話があるハズない(笑)

太さがどうであろうが、ガソリンホースはどれも同じラバー素材だし、太さがごっつい分、衝撃やねじれによるクラック発生の可能性のある総面積は何倍も多いのだから、むしろこのガソリンホースこそ、最もひび割れに注意しておかなければならないはずなのに…おもしろいことに、ここを交換したという人の話を今まであまり耳にしたことがない。

にもかかわらず「最近、バッテリールームを開けると『プ〜ン』とガソリンの蒸発したニオイがキツくなってきた」と言う人には、何人もお会いしたことがある(!)
バッテリールームへ気化した状態のガソリンが充満するのがどれほど危険であるかということは、読者の皆さんは日本人で船舶免許を取得する際に勉強した(はず)だから、あえてここで説明する必要は無いだろう。

ガソリンのニオイ、どこからするんだろう…心当たりはありませんか?


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上がボートの中から取り出した、古いガソリン給油口ホース。下が、マリン屋で買ってきたフィート単位で切り売りの新しいホース。
もはやエタノールで薄めることが常識となった近年の最新式?(苦笑)ガソリンにも、化学反応で侵されない対策済み素材のものかどうか、きっちり確認してから買うのが今のアメリカではとても重要。

ボートの外部から見える部分は、この「給油口」そのものだけで、その裏側からガソリンタンクまでの流入路は、ラバー製のぶっといガソリンホースが役割を受け持っているワケです。外からは全く見えないから、こうやって外して点検しないとわからない。…っつーか、点検って…もしここまで分解したら、この際ホースの痛み具合はさておいて、交換しておいたほうが賢明でしょうね(笑)けっこうな労力が要る作業ですから。

私の場合、後部の一番大きなハッチの扉を開いたときに、ガソリンの匂いがするよなぁ…と気になりはじめて、年々それが濃くなってきたことを確信し、交換作業をすることができたからよかったものの…。

このガソリン給油口ホース、私のボートはスパークの発生する可能性が高いバッテリー置き場の真横にあるので、これを気づかずに放置していたら、かなり危険だっただろう。

私のフィッシャーの場合、ガソリンタンクは昔ながらの後部直置き式なので、ホースの取り外しは簡単、簡単。
最近のバスボートは船体中央付近の床下にタンクを埋め込む作りが主流なので、運転席のシートを取り外さないとアクセスできないモデルが多いんですよね。そういう作りのボートオーナーさん、お察しします…がんばってくださいネ。
ホースを取り外した後は、ちっこい虫とかがプーンと飛んできてピッ!とタンク内に入っただけで、あり得ない労力の大作業(タンク取り出し+洗浄)という爆弾罰ゲームが待ち受けているので、すかさずビニール手袋などで給油口にフタをしておくのが、とっても重要!

新・旧ホースの比較、拡大写真の図。
長年のストレスで、キンク(折れ)している部分がわかりますか。やがてそこからヒビ割れが生じて、気化したガソリンがヒビから蒸発して出てくるようになっていた。
いくら堅い素材で分厚くしっかりした作りとはいえ、所詮はゴムのホースですからね。月日が経てば、本来メーカーが求めていた形状から逸脱して、変形していくのは当然のなりゆきでしょう。
ほんとうにココ、要注意ですよ!

私の友人で、後部のバッテリールーム内で気化したガソリンが引火して爆発を起こし、そのまま大炎上して新艇のバスボートが沈んでいった…というスゴイ経験の持ち主が一人居ます(アメリカ人)。

「ライフベスト着てたから、自分は浮いて助かったよ…」って、それ以前に爆発の瞬間は無事でよかったな!オイ!って笑って話ましたが、そうやって笑い話で済んだのも、本人が無事だったのと保険にちゃんと入っていたおかげです。

ストレージハッチを開けたときに、プーンとガソリンの匂いがするボートをお持ちの貴方。特に最近、その匂いがキツくなってきているなー、と感じている人は特に要注意です!
一刻も早く、給油口からタンクへのガソリンの流入路である、ホースの点検…というか、点検する労力を注ぐのならいっそのこと、新品への交換をお勧めいたします、ハイ。

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